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上野の科博に行く

あっというまに1週間、2週間と経っていってしまう。
えっ!このTV番組ついこの前見なかったっけ?!ということ、
みんなあるんじゃないかな(笑
2007年も半年が終わった。あとまた半年でお正月。
今年はにぎやかに迎えたいものだ。少し気が早かったかな。

先週、エル姉の学校の課題のため、上野の国立科学博物館に行った。
子供が小さい頃一度行ったことがあるが、何年ぶりだろう。
つい最近リニューアルされたとかで、私も結構楽しみに出かけた。

少し急ぎ足ではあったが、ともかく自然のなせる業にもう感動しっぱなし。
エル姉も小さい時は意味も分からず見ていた展示物が、今はそれなりに知識を得て、
一つ一つが重要な意味を持っていることを理解し、感心して見入っていた。
宇宙の歴史や地球の成り立ちを考えると、ちまちま悩んでいることなんか
本当にちっぽけに感じる。
生も死もこの大きな営みの中ではどうこうしようともがくものではないのかも。
この地球の空気や水や土の恩恵をたっぷりいただいて、仲間の植物や動物達と
仲良く共存して、自分の存在も宇宙の歯車の一つとして無理せず焦らず急がず
やっていけばいいんだな~、なんて思わせてくれる、
そんなひとときを過ごすことができた。

リニューアルされた展示物はどれもすばらしく、ケースの中はどこも見事なコレクションで
埋まっていた。もっとゆっくり見たかったな。

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たくさん撮った写真の中でこのブログに残しておきたい2枚は、まず
縄文時代の人々を模した人形の場所。ほら、もうワンが人間と共に暮らしている!
説明書きにも、「今日はごちそうだと喜ぶ犬。犬はこれより前からすでに人間に馴れて
共に暮らすようになっていて、その運動能力で人間の狩などを手伝った」というような
事が書かれていた。次の弥生時代のケースにも小さい子供に頭をなでられている
ワンの姿が。
これを見て、うんうん、そうなのそうなの犬は人間最古の友達ね・・・と、
キュンキュンしている見学者は、たぶん私だけではないと思う(笑

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もう1枚はおなじみの南極物語のジロ(右上)と忠犬ハチ公(下)の剥製。
この足で南極の大地を走って厳寒の地を生き抜いたんだ、
北大付属植物園のジロと並べてあげたらいいのに、とか、
このハチが今は物凄い人波のクロス交差点になっている渋谷駅前を
鎖も繋がれず行き来して、たくさんの人からご飯やおやつをもらっていたんだ、
のんびりしたいい時代だったな、とか思いながら、
この子達の生前の姿を想像していた。

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そして現代を生きる犬・・・・・・(笑
「このか~わいい寝方は、生き延びるために人間達を魅了する有効な方法の一つとして
進化の過程に身につけたポーズである」とか解説したらどうかな♪

上野の科博に行く_d0120388_2131152.jpg

by ellemaman | 2007-07-08 21:53  

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